サイゴンビール(サベコ株)の行き先は…

ベトナム国営企業の中でも飲料業界大手のサイゴンビールの株式売却がされることになっていたので、注目して見ていたところ、特に面白い展開もなくタイで大手メーカーのタイビバレッジのベトナム子会社が落札することになったようです。

子会社だからか、外資企業の扱いをされず、ベトナム国内企業として扱われるのにはビビったが、結果的にはこうなるんだろうなって思うくらい呆気なく終わった気がする。ただ個人投資家も絡んでいると聞いて、そこには驚いたが、あまり触れられていないというところを考えると社会主義国家ならではの黒い部分なのかなって思える。

ちなみにサイゴンビールと聞いて日本の人はパッとしないと思いますが、このサイゴンビールはすごいポテンシャルを持ってます。ベトナムは言わずとしれた東南アジア最大のビール市場で、その4割のシェアをサイゴンビールが持っています。去年のビール市場は65億ドル(それの4割は26億ドル)でしたが、若者の収入増から年々市場が拡大しています。金額は物価面からアジア1位になるには時間がありそうですが、消費量だけではアジア1位になるのも時間の問題と言われています。
こう聞くとサイゴンビールの凄さをイメージできてきたんじゃないでしょうか。

ベトナムには外資規制というのがあって株式は最大49%までしか持てないのですが、今回、サベコ株(サイゴンビール)を購入するタイビバのベトナム子会社はベトナム企業扱いをされて購入することが出来るようです。

キリンビールやハイネケンなども名乗りをあげていたようですが、結局のところ応札しなかったようで今回のような決着となりました。